海外旅行の予定は何か所まで?|詰め込みすぎない1日の組み方
海外旅行の予定を立てていると、つい行きたい場所をたくさん入れたくなります。
せっかく遠くまで行くのだから、できるだけ多く回りたい。
有名な観光地は外したくない。
食事も楽しみたい。
買い物もしたい。
時間があれば、少し離れた場所にも行ってみたい。
その気持ちはよく分かります。
ただ、予定を入れすぎると、旅は一気に疲れやすくなります。
朝から夜まで観光地を回り続ける。
移動時間をぎりぎりで組む。
食事の時間を短くする。
休憩を予定に入れない。
少し予定が遅れただけで、次の行程が気になってしまう。
これでは、旅行に来ているのに、ずっと予定表を管理しているような感覚になります。
では、海外旅行では1日に何か所くらい予定を入れればよいのでしょうか。
もちろん、都市の規模、移動手段、体力、旅の目的によって答えは変わります。
ただ、私は基本的には、午前に1か所、午後に1か所くらいで十分だと思っています。
そのうえで、時間と体力に余裕があれば、候補の中から追加する。
最初から全部回ろうとしない。
この記事では、海外旅行の予定を詰め込みすぎないために、1日の予定をどのように組めばよいのかを考えていきます。
本当に行きたい場所を、午前に1か所、午後に1か所
海外旅行の予定を考えていると、
「せっかく海外まで来たのだから、たくさん回らないともったいない」
と思うことがあります。
その気持ちは、とてもよく分かります。
数年に一度の海外旅行。
憧れていたヨーロッパ旅行。
テレビやSNSで見た有名な観光地。
ランキング上位に出てくる定番スポット。
せっかく行くなら、とりあえず全部見ておきたい。
そう考えるのは、自然なことだと思います。
ただ、ここで一度、自分の胸に手を当てて考えてみてほしいです。
その場所は、本当に自分が行きたい場所でしょうか。
誰かが行っていたから、自分も行かないといけないと思っていないか。
ランキング上位だから、外すと損をした気分になるだけではないか。
有名だから、行ったことにしておきたいだけではないか。
周りに話すために、予定に入れているだけではないか。
少し厳しい言い方になりますが、それは自分の旅ではなく、他人の目線で組んだ旅になっているかもしれません。
もちろん、周りとの付き合いや、誰かと話を合わせることも大切だという意見はあると思います。
ただ、その付き合いは、本当に自分の旅を削ってまで優先するものなのでしょうか。
私は、そこを一度考えた方がいいと思っています。
私自身も、以前は有名な場所をできるだけ多く回ろうとしていました。
せっかく来たのだから。
次にいつ来られるか分からないから。
ここまで来て行かないのはもったいないから。
そう考えて、予定を詰め込んでいました。
でも、旅行から帰ってきても、どこか消化不良のような感覚が残ることがありました。
たくさん回ったはずなのに、心の底から満足した感じがない。
写真は残っているのに、その場所で何を感じたのかが薄い。
帰ってからの日常が余計に憂鬱に感じる。
それなら、そもそもの旅の考え方を変えた方がいいのではないか。
そう思うようになりました。
今は、まず本当に行きたい場所を絞るようにしています。
基本は、午前に1か所、午後に1か所。
これくらいで十分だと思っています。
もちろん、候補はいくつあっても構いません。
時間が余れば行きたい場所。
近くを通るなら寄りたい場所。
体力があれば行きたい場所。
そういう候補を持っておくことは良い準備です。
ただ、最初から全部回ろうとすると、旅は一気に重くなります。
あれも行きたい。
これも行きたい。
ここも外せない。
あそこも有名だから行っておきたい。
そうなる気持ちは分かります。
ただ、逆に言えば、どれが一番大切なのかを決め切れていないから、全部入れたくなるのだと思います。
「そんなことを言っても、決められない」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、その決められない状態こそ、自分が何を見たいのか、何に時間を使いたいのかがまだ整理できていない状態なのだと思います。
旅を軽くするためには、荷物を減らすだけでは足りません。
予定を減らすこと。
他人の目線を減らすこと。
有名だから行く、という理由を一度疑うこと。
自分が本当に見たいものを選ぶこと。
これも、旅を楽にするための大切な考え方です。
本当に行きたい場所を、午前に1か所。
午後に1か所。
まずはそれくらいに絞ってみる。
そこから、時間と体力に余裕があれば、候補の中から追加すればいいと思います。
予定を減らすことは、旅を諦めることではありません。
自分にとって大切な場所を、きちんと味わうための選択です。