海外旅行のホテル選び|チェックイン時間と荷物預かりを軽く見ない
海外旅行でホテルを選ぶとき、立地や料金、口コミを重視する方は多いと思います。
もちろん、それらは大切です。
ただ、私はもう一つ、かなり重要だと思っていることがあります。
それが、チェックイン時間と荷物預かりです。
どれだけ立地の良いホテルを選んでも、到着してすぐに部屋へ入れるとは限りません。
特に海外旅行では、早朝や午前中に現地へ到着することがあります。
空港から市内へ移動し、ホテルに着いたのは朝9時。
しかし、チェックインは15時から。
このようなことは普通にあります。
その数時間をどう過ごすのか。
荷物を預けられるのか。
休む場所はあるのか。
シャワーを浴びられるのか。
眠気が来たときにどうするのか。
ここを考えておかないと、せっかく良いホテルを選んでも、到着日でかなり疲れてしまいます。
ホテル選びは、泊まる場所を決めるだけではありません。
到着後にどう体を整えるか。
荷物をどう扱うか。
チェックインまでの空白時間をどう過ごすか。
そこまで含めて考えることが、海外旅行ではかなり大切だと思っています。
チェックイン時間は、到着日の動き方を左右する
ホテルのチェックイン時間は、多くの場合、午後です。
14時、15時、16時あたりに設定されていることが多いと思います。
一方で、国際線の到着時間はかなり不規則です。
早朝に到着する便。
午前中に到着する便。
昼過ぎに到着する便。
深夜に到着する便。
国内旅行のように、朝に家を出て、昼頃に目的地へ着いて、夕方にホテルへ入るという流れにはならないことも多いです。
例えば、早朝到着便で現地に着いた場合、ホテルに到着してからチェックインまで5時間以上空くこともあります。
この時間を軽く見ると、到着日が一気にしんどくなります。
荷物を持ったまま街を歩く。
眠いのに休める場所がない。
カフェで時間をつぶすにも、荷物が気になる。
観光へ行こうとしても、体がついてこない。
こうなると、到着日からかなり消耗します。
だから私は、ホテルを選ぶときに、チェックイン時間を必ず見るようにしています。
料金や立地だけでなく、到着予定時刻とチェックイン時間が合っているか。
ここはかなり重要です。
早く着けば得とは限らない
海外旅行では、早朝に現地へ着く便を見ると、少し得をしたように感じます。
朝から現地にいられる。
到着日を丸一日使える。
限られた休みを有効に使える。
たしかに、それは大きなメリットです。
ただし、早く着いたからといって、すぐに旅を始められるとは限りません。
長時間フライトのあと、入国審査を通り、荷物を受け取り、市内へ移動する。
この時点で、すでに体力はかなり使っています。
さらにホテルに着いても部屋に入れない場合、そのあと数時間をどう過ごすかを考えなければいけません。
ここで無理に観光を入れると、昼過ぎから強い眠気が来ることがあります。
早朝到着は、1日を長く使える便です。
しかし、体力が残っていなければ、その長さはメリットではなく負担になります。
だからこそ、チェックインまでの時間をどう使うかを、事前に考えておく必要があります。
荷物を預けられるホテルか確認する
チェックイン時間と同じくらい大切なのが、荷物預かりです。
チェックイン前でも、荷物だけは預かってくれるホテルは多いです。
ただし、すべてのホテルが必ず対応してくれるとは限りません。
小規模な宿。
無人チェックイン型のホテル。
アパートメントタイプの宿。
民泊に近い宿泊施設。
フロント対応時間が限られているホテル。
このような宿では、荷物を預けられない場合があります。
到着してから「預けられません」と分かると、かなり困ります。
特にスーツケースがある場合、そのまま観光へ行くのは大変です。
階段、石畳、混雑した電車、狭いカフェ、トイレ、レストラン。
荷物があるだけで、行動の自由度は大きく下がります。
だから私は、ホテルを予約する前に、チェックイン前の荷物預かりができるかを確認した方がいいと思っています。
予約サイトの設備欄を見る。
口コミで確認する。
公式サイトを見る。
不安ならホテルへ直接問い合わせる。
少し面倒に感じるかもしれません。
ただ、到着日に荷物を預けられるかどうかは、その日の疲れ方に直結します。
無人チェックインの宿は便利だが注意も必要
最近は、無人チェックインのホテルやアパートメントタイプの宿も増えています。
価格が安かったり、部屋が広かったり、キッチンや洗濯機が付いていたりするため、条件だけを見ると魅力的に感じることがあります。
ただ、到着日のことを考えると注意が必要です。
無人チェックイン型の宿では、チェックイン時間前に荷物を預けられないことがあります。
また、部屋に入れる時間まで建物内に入れない場合もあります。
到着が午後や夕方なら、それほど問題にならないかもしれません。
しかし、早朝到着や午前到着の場合はかなり不便です。
ホテルに着いたけれど、荷物を預けられない。
部屋にも入れない。
フロントもない。
周辺で時間をつぶすしかない。
こうなると、いくら宿泊費が安くても、到着日の負担は大きくなります。
無人チェックインの宿が悪いということではありません。
ただ、到着時間との相性を見ずに選ぶと、思った以上に疲れることがあります。
アーリーチェックインは期待しすぎない
ホテルによっては、部屋が空いていれば早めにチェックインさせてもらえることがあります。
これはとてもありがたいです。
ただ、私はアーリーチェックインを前提に予定を組まない方がいいと思っています。
部屋の空き状況次第ですし、ホテル側の都合もあります。
前日の宿泊客が多ければ、清掃が終わるまで入れません。
繁忙期なら、早めに入れる可能性は下がります。
ホテルの規則として、追加料金が必要なこともあります。
「もしかしたら早く入れるかもしれない」
くらいに考えておくのは良いです。
しかし、
「早く着いたら部屋で休めるだろう」
という前提で予定を組むと、入れなかったときにかなり崩れます。
確実に休みたいなら、アーリーチェックインを事前に予約する。
前泊扱いで予約しておく。
デイユースを使う。
ラウンジや休憩できる場所を調べておく。
このように、別の選択肢を持っておいた方が安心です。
チェックインまでの時間を空白にしておく
到着してからチェックインまでの時間は、無理に予定を入れない方がいいです。
もちろん、元気であれば軽く街を歩くのは良いと思います。
カフェに入る。
朝食を食べる。
ホテル周辺を少し散歩する。
スーパーやコンビニを確認する。
現地の交通カードを買う。
このくらいなら、到着日の過ごし方として無理がありません。
ただし、観光地を何か所も回るような予定は、あまりおすすめしません。
長時間フライトのあとで、荷物を預け、慣れない街を歩き、さらに観光まで詰め込むと、かなり疲れます。
特に昼過ぎから眠気が来る可能性があります。
だから私は、チェックインまでの時間は、観光ではなく「現地に体を慣らす時間」と考えています。
空白の時間は、無駄ではありません。
到着後の移動で乱れた感覚を整える時間です。
ホテル周辺を確認する時間です。
食事をして、少し落ち着く時間です。
予定を詰め込みすぎないための余白です。
この時間を最初から予定に入れておくと、到着日はかなり楽になります。
ホテルは、到着日を整える場所でもある
海外旅行のホテルは、ただ寝る場所ではありません。
特に到着日は、移動で消耗した体を整える場所でもあります。
荷物を預ける。
少し休む。
シャワーを浴びる。
着替える。
現地時間に体を合わせる。
翌日以降の行動を整える。
こうした役割があります。
だからこそ、ホテルを選ぶときは、料金や立地だけでなく、チェックイン時間と荷物預かりも確認した方がいいです。
どれだけ安くても、荷物を預けられず、チェックインまで行き場がないホテルなら、到着日はかなり疲れます。
反対に、少し高くても、荷物を安心して預けられ、チェックインまでの時間を落ち着いて過ごせるホテルなら、旅全体の負担はかなり減ります。
ホテル選びは、宿泊費だけの問題ではありません。
到着日にどれだけ疲れないか。
翌日以降にどれだけ体力を残せるか。
そこまで含めて考えると、ホテルの見方はかなり変わります。
次は、ホテル周辺にあると便利なものについて考えていきます。
コンビニ、スーパー、カフェ、薬局、駅、バス停。
こうしたものが近くにあるかどうかで、到着日の安心感はかなり変わります。
ここまで読んで、
「チェックイン時間や荷物預かりが大事なのは分かった。では、具体的にどう考えればいいのか」
と思われた方もいるかもしれません。
たしかに、考え方だけを並べても、実際のホテル選びでは迷うことがあります。
早朝到着の場合。
昼頃に到着する場合。
夕方以降に到着する場合。
帰国便が早朝の場合。
最終日に市内観光をしたい場合。
フライト時間や旅程によって、選ぶべきホテルの条件は変わります。
そこで次の記事では、いくつかの具体例を挙げながら、到着時間や帰国便に合わせたホテル選びの考え方を整理していきます。