海外旅行のホテル選び|到着日に疲れない立地とチェックイン時間
海外旅行のホテルを選ぶとき、料金や口コミ、部屋のきれいさを重視する方は多いと思います。
もちろん、それらは大切です。
長時間フライトのあと、入国審査を通り、荷物を受け取り、市内へ移動する。
それだけでも、かなり体力を使います。
そこからさらに、分かりにくい駅の出口を探したり、重い荷物を持って長い距離を歩いたり、ホテルの場所が分からずに迷ったりすると、到着日だけでかなり疲れてしまいます。
ホテルは、ただ寝るための場所ではありません。
特に海外旅行の初日は、移動で消耗した体を整える場所でもあります。
だから私は、ホテル選びでは「安さ」だけでなく、立地、チェックイン時間、荷物預かり、空港からの行きやすさをかなり重視しています。
この記事では、海外旅行で到着日に疲れにくいホテルを選ぶために、筆者が意識していることをまとめます。
ホテルの立地条件を軽く見ない
海外旅行のホテル選びで、立地条件はかなり重要です。
例えば、安くてクオリティの高いホテルがあったとします。
部屋はきれい。
周辺も静か。
口コミも悪くない。
価格も中心部のホテルより安い。
一見すると、とても良いホテルに見えると思います。
ただ、そのようなホテルは、市街地から少し外れていたり、近くに駅やバス停がなかったりすることもあります。
車で移動することが前提の場所だからこそ、価格が安く設定されている場合もあります。
もちろん、それを理解したうえで選ぶなら問題ありません。
静かな環境で過ごしたい。
レンタカーで移動する。
ホテルでゆっくり過ごすことが目的。
観光よりも滞在そのものを重視したい。
そういう旅行であれば、中心部から離れたホテルの方が、安くて快適な環境を手に入れられることもあります。
ただ、多くの方は観光を目的に海外旅行へ行くと思います。
その場合、どれだけホテルの質が高くても、市街地や観光地へのアクセスが悪いと、かなり不便になります。
ホテル代は安かった。
部屋もきれいだった。
でも、毎回の移動に時間がかかる。
駅まで遠い。
タクシー代がかかる。
夜に帰るのが不安。
荷物を持って歩きにくい。
こうなると、宿泊費は安くても、旅全体としては疲れやすくなります。
私は、安いホテルを選ぶこと自体が悪いとは思いません。
ただ、安い理由が「立地の不便さ」にある場合、その不便さを自分が受け入れられるかは、かなり冷静に考えた方がいいと思っています。
便利で安くて綺麗なホテルは、簡単には見つからない
もちろん、理想を言えば、中心部に近く、駅からも近く、部屋が綺麗で、価格も安く、宿泊者の雰囲気も良いホテルを選びたいと思います。
誰でもそうだと思います。
ただ、現実には、そのようなホテルは簡単には見つかりません。
もし見つかったとしても、すぐ満室になることもあります。
価格が高くなることもあります。
口コミでは良く見えても、実際には周辺環境に少し不安があることもあります。
ある程度旅行に慣れていれば、地図や口コミ、駅との位置関係を見ながら、感覚的に「このホテルは使いやすそうだな」と判断できることがあります。
しかし、海外旅行に慣れていない段階では、これがなかなか難しいと思います。
駅から徒歩5分と書いてあっても、その5分が本当に歩きやすい道なのかは分かりません。
大通り沿いなのか。
坂道があるのか。
歩道が狭いのか。
夜でも人通りがあるのか。
スーツケースを転がしやすい道なのか。
空港から乗り換えが分かりやすいのか。
こうしたことは、ホテルの価格や星の数だけでは見えてきません。
だからこそ、ホテル選びでは、単に「安い」「綺麗」「評価が高い」だけでなく、実際に到着日と帰国日にどう動くかまで考える必要があります。
空港・ホテル・市街地の位置関係を見る
ホテルを選ぶときに大切なのは、空港、ホテル、市街地、観光地の位置関係です。
どのホテルが正解かは、旅程によって変わります。
初日にどこへ行くのか。
到着時間は何時なのか。
帰りのフライトは朝なのか、昼なのか、夕方なのか。
観光地は市街地に集まっているのか、郊外に分散しているのか。
移動は電車中心なのか、タクシー中心なのか。
このあたりを見ずに、ホテル単体の条件だけで選ぶと、到着後に苦労することがあります。
目安として、私は帰りのフライトまで見据えてホテルを考えた方がいいと思っています。
例えば、帰りのフライトが昼頃であれば、朝食を食べて、ゆっくりチェックアウトして、そのまま空港へ向かう流れが作れます。
この場合は、市街地周辺のホテルでも使いやすいと思います。
一方で、帰りのフライトが早朝の場合は、話が変わります。
朝早く起きて、まだ公共交通機関が動いていない時間に移動する必要があるかもしれません。
その場合、タクシー一択になることもあります。
早朝便で帰国するなら、前日は空港周辺のホテルに泊まった方が楽な場合もあります。
逆に、夕方のフライトであれば、朝にチェックアウトして、ホテルに荷物を預け、最後に少し市内観光をしてから、荷物を回収して空港へ向かうこともできます。
もちろん、荷物を持ったまま移動する方法もあります。
ただし、その場合は荷物をかなり身軽にしておくことが前提になります。
スーツケースを持ったまま街を歩くのか。
一度ホテルに戻って荷物を回収するのか。
駅や市内の荷物預かりを使うのか。
これだけでも、ホテルの立地によって動きやすさは大きく変わります。
国際線は、国内旅行の感覚で考えない
国内旅行であれば、朝に家を出て、昼前後に目的地へ着き、最終日も昼過ぎや夕方に帰るような行程を組みやすいと思います。
もちろん国内旅行でも場所によりますが、移動時間や便数の予測は比較的立てやすいです。
しかし、国際線ではそうはいきません。
直行便が1日1本しかないこともあります。
経由便で移動に時間がかかることもあります。
深夜に出発したり、早朝に到着したり、現地を夜に出発したりすることもあります。
つまり、国際線の旅では、毎回きれいな時間帯で動けるとは限りません。
ここで国内旅行の感覚のまま、
「朝に出発して、昼頃に着いて、最終日は昼前に帰る」
という固定パターンに縛られると、どんどん選択肢が狭くなります。
いつもの行動パターンを守ることが目的になってしまうと、海外旅行はかなり動きにくくなります。
本来、海外旅行の目的は、新しい場所へ行くことや、まだ見たことのない景色に出会うことだと思います。
もちろん、理想的な時間帯の便があれば、それに越したことはありません。
ただ、それはあくまで日本国内の移動感覚で考えた理想に近いものです。
現地発着の時間、空港の位置、市街地までの距離、帰りの便の時間は、国や都市によってまったく違います。
だからこそ、ホテル選びも固定パターンではなく、その旅ごとに考える必要があります。
ホテル選びはオーダーメイドで考える
結局、ホテルの正解は旅行ごとに変わります。
安いホテルが正解の旅もあります。
空港近くのホテルが正解の旅もあります。
市街地中心部のホテルが正解の旅もあります。
少し高くても駅から分かりやすいホテルを選んだ方がいい旅もあります。
大切なのは、ホテル単体で判断しないことです。
ホテルの価格。
部屋の綺麗さ。
口コミ。
空港からの距離。
市街地へのアクセス。
帰りのフライト時間。
荷物をどうするか。
到着日の体力。
最終日の動き方。
これらをまとめて見たうえで、自分の旅に合うホテルを選ぶ。
海外旅行のホテル選びは、ある意味オーダーメイドだと思っています。
すべての条件を満たすホテルを探し続けると、時間だけが過ぎていきます。
だからこそ、何を優先するのかを決めることが大切です。
安さなのか。
立地なのか。
静かさなのか。
空港への行きやすさなのか。
到着日に疲れないことなのか。
ここを決めずにホテルを探すと、いつまでも迷います。
逆に、優先順位が決まっていれば、少し高くても納得して選べます。
少し不便でも、理由があれば受け入れられます。
ホテルは、ただ寝る場所ではありません。
特に海外旅行では、到着日と帰国日の疲れ方を大きく左右する場所です。
だから私は、ホテル選びでは立地条件をかなり重視しています。
次の記事では、海外旅行のホテル選びで見落としやすい、チェックイン時間と荷物預かりについて整理していきます。