海外旅行の荷物を減らす方法|身軽に旅するための持ち物整理
前回の記事では、荷物を減らすことは、旅の自由度を少し増やすことだと書きました。
では、実際に海外旅行へ行くとき、何を持っていき、何を減らせばいいのでしょうか。
旅行の荷物は、ただ少なければ良いわけではありません。
必要なものまで削ってしまうと、旅先で不便になります。
大切なのは、自分にとって本当に必要なものを残し、
「念のため」だけで入れているものを少しずつ見直すことです。
この記事では、海外旅行の持ち物を、ミニマリスト的な考え方で整理しながら、
身軽に旅するためのパッキングリストと、荷物を減らす基準をまとめます。
持ち物を減らす基本の考え方
荷物を減らすときに大切なのは、「使うかもしれない」ではなく、「使わないと困るか」で考えることです。
旅行前は、不安から物を増やしたくなります。
服を多めに入れる。
薬を多めに入れる。
充電器やケーブルを予備まで入れる。
念のための小物をいくつも入れる。
しかし、実際の旅では、持っていったものの半分以上を使わないこともあります。
荷物を減らすためには、まず次のように考えると分かりやすくなります。
・毎日使うもの
・使わないと困るもの
・現地で買えないもの
・代用できないもの
この4つに入るものは、持っていく価値があります。
反対に、
・あると便利なもの
・一度使うかもしれないもの
・現地でも買えるもの
・他のもので代用できるもの
このあたりは、減らす候補になります。
海外旅行で必ず持っていくもの
海外旅行で必ず持っていくものは、そこまで多くありません。
・パスポート
・航空券や予約情報
・クレジットカード
・現金
・スマートフォン
・充電器
・海外用の通信手段
・最低限の着替え
・常備薬
・洗面用品
・メガネやコンタクト用品
・必要な場合は変換プラグ
このあたりが基本です。
特に大切なのは、パスポート、支払い手段、スマートフォン、通信手段です。
この4つがあれば、多くのトラブルには対応しやすくなります。
逆に言えば、それ以外のものは、少しずつ減らせる可能性があります。
できるだけ小さくするもの
持っていく必要はあるけれど、量を減らせるものもあります。
例えば、服、洗面用品、ガジェット類です。
服は、日数分すべてを持っていくよりも、洗濯を前提にするとかなり減らせます。
トップスや下着は数日分にして、ホテルで洗う、ランドリーを使う、速乾性のあるものを選ぶ。
これだけでも荷物は軽くなります。
洗面用品も、普段使っているボトルのまま持っていく必要はありません。
小分けにする。
試供品サイズにする。
ホテルのアメニティを使う。
現地で買う。
このように考えると、かなり小さくできます。
ガジェット類も同じです。
充電器を複数持つより、複数ポートの充電器にまとめる。
ケーブルは必要な本数だけにする。
使わないカメラ用品や周辺機器は持っていかない。
持ち物は、ゼロにするよりも、まず小さくする方が現実的です。
現地で代用できるもの
海外旅行では、「現地で買えるもの」は無理に持っていかなくても良い場合があります。
例えば、
・シャンプー
・ボディソープ
・歯ブラシ
・ティッシュ
・飲み物
・簡単な日用品
・一部の衣類
もちろん、国や地域によって買いやすさは違います。
深夜到着や地方へ行く場合は、最低限は持っておいた方が安心です。
ただ、都市部に滞在する旅行であれば、日用品の多くは現地でも手に入ります。
「日本から全部持っていく」ではなく、
「必要になったら現地で足す」という考え方にすると、荷物はかなり減らしやすくなります。
持っていかなくなったもの
旅を重ねる中で、持っていかなくなったものもあります。
例えば、必要以上の服です。
以前は日数分の服をほぼ全部持っていくこともありましたが、今は洗濯を前提にして減らすことが増えました。
大きな洗面用品も、ほとんど持っていかなくなりました。
小分けにするか、ホテルや現地調達で済ませることが多いです。
また、「念のため」の小物も減りました。
使う場面がはっきりしないものは、結局カバンの中で眠ったままになることが多いからです。
持っていかないものを決めると、荷造りはかなり楽になります。
具体的を挙げるとすると筆者は以下でした。
・日数分すべての服
・大きなスキンケア用品
・必要以上のティッシュやマスク
・本
・一眼レフカメラ
・様々な長さの充電ケーブルを複数
・予備バッグやポーチ
・全世界対応の変換プラグ
・自作した旅のしおり
・日常使い用の筆記用具
・防寒着(アウターなど)
・お土産を入れるためのバッグの空白スペース
・ノート
今思うと、この経験の積み重ねがあってこそ、今に生きていると思います。
決して無駄なことではありませんが、自分の見つめ直す良い機会となりました。
ただ、皆さんの中には、筆者の挙げた物が不要でない方もいらっしゃると思います。
まずは自分を知って、何が必要なのか改めて考え直してみると答えは見つかるでしょう。
もちろん、筆者も必要の応じて上記の不要な物が必要が時がありますから、
その際には持っていく選択をしています。
不安だから持つものと、本当に必要なものは違う
荷物が増える一番の理由は、不安です。
足りなかったらどうしよう。
困ったらどうしよう。
現地で買えなかったらどうしよう。
予定が変わったらどうしよう。
そう考えると、つい物を増やしたくなります。
もちろん、不安に備えることは大切です。
ただ、不安をすべて物で解決しようとすると、荷物はどんどん重くなります。
本当に必要なのは、すべてを持っていくことではなく、
困ったときにどうするかを考えておくことです。
現地で買う。
ホテルに相談する。
空港の案内を見る。
スマートフォンで調べる。
無理な予定を変更する。
こうした選択肢を持っておくだけでも、持ち物は減らしやすくなります。
荷物を減らすときに無理に削らないもの
荷物を減らすといっても、無理に削らない方がいいものもあります。
例えば、常備薬です。
体調に関わるものは、現地で簡単に代用できないことがあります。
また、メガネやコンタクト用品、充電器、モバイルバッテリーなども、必要な人にとっては重要です。
寒暖差がある地域では、防寒具や羽織れるものも必要です。
雨の多い地域では、軽い折りたたみ傘やレインウェアがあると安心です。
大切なのは、何でも減らすことではありません。
自分にとって本当に必要なものは残す。
ただし、なんとなく入れているものは見直す。
このバランスが、旅を楽にしてくれます。
海外旅行の持ち物は、多ければ安心というわけではありません。
もちろん、必要なものは人によって違います。
体調、旅先、季節、移動手段、宿泊先によって、持ち物は変わります。
それでも、荷物を選ぶ基準を持っておくと、旅の準備はかなり楽になります。
毎日使うもの。
使わないと困るもの。
現地で買いにくいもの。
代用できないもの。
この基準に当てはまるものを残し、それ以外を少しずつ見直していく。
それだけでも、荷物は軽くなります。
荷物を減らすことは、我慢することではありません。
旅先で動きやすくするための準備です。
身軽に動けると、予定の変更もしやすくなります。
空港や駅で疲れにくくなります。
旅先で景色を見る余裕も残ります。
少ない荷物は、自由に旅をするための小さな味方になります。
最後に
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、旅の荷物を減らすことについて考えていくうちに、
筆者はこの結論にたどり着きました。
荷物を減らすことは、単にカバンを軽くすることではありません。
自分が旅で何を大切にしたいのかを見直し、そのために必要なものを選び直すことだと思います。
もちろん、この考え方がすべての人に合うわけではありません。
旅先でも普段と同じ環境を整えたい人もいます。
安心のために多めに持っていきたい人もいます。
そのどちらも、間違いではありません。
ただ、このブログを読んでくださった方の中には、
「もう少し身軽に旅をしたい」
「移動中に疲れすぎないようにしたい」
「荷物を減らしたいけれど、何を基準にすればいいか分からない」
と感じている方もいると思います。
この記事が、そうした方にとって、少しでも荷物を見直すきっかけになれば嬉しいです。
完璧に少なくする必要はありません。
まずは、次の旅でひとつだけ持ち物を減らしてみる。
それだけでも、移動の軽さや気持ちの余裕は少し変わるかもしれません。
荷物を減らすことは、我慢することではなく、旅に余白を残すこと。
そんな考え方が、これからの旅を少し楽にしてくれればと思います。
あくまでも筆者自身の考えではありますが、
少しでも旅の準備や荷物の見直しに役立つところがあれば幸いです。